こまめに摘心,ピンチの手入れをしてきれに咲いたパンジーの花壇
■パンジー・ビオラの摘心/ピンチ

「摘心/ピンチ」とは

余分な芽を摘み、花を大きくしたりたくさん咲かせたり、株をしっかり成長させたりすることです。

パンジー/ビオラは、ペチュニ/サフィニアの摘心のように、先端の成長芽を摘み取る作業とは少し異なります。パンジー・ビオラの摘心は、次の2つ方法で行ないなます。

◆メイン作業

しおれ始めた花を摘みます。

どの段階で「しおれた」と判断するか、悩むところですが、パンジーは丈夫な花ですから、あまり難しく考えなくてもいいと思います。ただ、しおれた状態でほったらかしにしておくと、種を付け始めます。種はたくさんの栄養を必要としますので、株から「元気」を奪ってしまうのです。

つまり

「種作りに栄養を奪われる前に花のついた茎を取り除く作業」

がパンジー・ビオラの場合の摘心のメイン作業です。

切り取る場所は葉っぱの少し上です。切り取った茎からはまた新しい芽が出て来て花を咲かせます。種作りに養分を奪われないので株も大きく元気に成長しますよ。

切り取った花茎は、花瓶にさして室内で飾れます。しおれる前に切り取ると、切り花の状態でもけっこう長持ちしますよ(^^)

この3カ所は摘心するのが遅れてすでに種をつけ始めています。種をつけるとき栄養を茎から奪ってしまうので、株全体に元気がなくなります。こうなる前に摘心して取り除きましょう。

パンジーの摘心の手順

花が終ってしおれた茎を、種をつける前に取り除きます。

このように茎ごと花を取ります。種作りに栄養を奪われないので株が元気なままです。

摘み取った花茎を花瓶に生けます。花がしおれる前にこの作業をおこなうと切り花を室内で長く楽しめます

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パンジー、ビオラの摘心・ピンチ