パンジー・ビオラは簡単に株を増やすことができます。 ・さし芽をおこなう時期 ただし、本格的な冬が始ると、さし芽の成長はおそくなります。また、春になってさし芽をしても、花を楽しむ時間が短くなります。 そのような理由からさし芽をおこなう時期は10月下旬〜11月中旬が臨ましでしょう。 ・さし芽の手順 1)切り取った穂先についている花や茎の下のほうの葉を切り落とします。 2)大きな葉っぱは半分くらいの大きなに切ります。 3)茎の切り口を斜めにカットします。水を吸い上げやすいようにするためです。 4)さし芽をする茎を水に付けます。つける目安は2〜3時間です。発根促進剤などを入れてもいいでしょう。 5)水から出し、清潔な土に植えます。植えるときは棒で穴を開けてからおこなうと、茎が痛みにくいです。 6)さし芽を植えたら、たっぷり水をあげ、2〜3日は日陰に置きます。 7)さし床を日の当たる場所に移し、様子をみながら育成します。1〜2週間しても葉が緑なら根が成長している証拠です。 8)3〜4週間して新し芽や蕾が出ていれば、花壇やプランターに植えかえます。 | ||||||
徒長した茎を切り落とした株 | ||||||
さし芽をおこなう茎は、葉や花、蕾を切り落とし、茎の下の部分を斜めにカットして水に浸けます。2〜3時間が水に浸ける目安です | ||||||
しっかり水分を含んだ清潔な土のさし床を用意します。棒で穴を開けて茎が傷まないように注意しながら1本づつ植えていきます | ||||||
植えたあと2〜3日は日陰、半日陰に置きます | ||||||