■パンジー・ビオラの植え方/花壇編

パンジーの植え方/花壇編

 

花壇に植える場合も、手順は前項のプランターとだいたい一緒です。

ここでは写真を使って説明しましょう。

植えた日は12月7日です。パンジーを植えるには少し遅い時期です。ちょうど私が植えた翌日から霜が降りました。1週間後には土が凍り地面がカチカチになりました。私の住まいは北向きのマンションのため、庭の花壇には夕方のわずかな時間しか日が当たりません。せっかく植えたパンジーも根の張り方が弱いまま冬を越さなければなりません。

手順1:花壇の土をほりおこし耕します。土をよく混ぜてできるだけ多く空気に触れさせて下さい。空気に触れると土の中の嫌気性バクテリアが減り、好気性バクテリアが増えます。また土を混ぜるとき元肥も一緒に混ぜます。元肥はゆっくり時間をかけて効く暖効性のタイプを選びましょう。

手順2:花壇のまわりの枯れ草をバーベキューコンロで燃やしました。前回バーベキューをしたときの灰と一緒に、花壇の土に蒔きました。

手順3:花壇の上にポットに入ったままのパンジーを並べて、だいたいの植える位置を確認します。またこの時、色合いの調整もします。春先には株が2まわりくらい大きくなっていることを見越して植える位置を決めます。

手順4:1ポットづつ花壇に植えていきます。ちょうどパンジーが入る深さの穴を堀り、元肥をぱらっとまきます。パンジーはポットから取り出し、根の底を広げます。

手順5:掘った穴にポットから取り出したパンジーを植えます。植えたあとはポットの表面の土が見えなくなるまでまわりの土をかけます。

手順6:最後に手で株元を障り、株がぐらついていないか、浅植えになっていないか、確認作業をします。

手順7:この手順を繰り返し、花壇にすべてのパンジーを植えていきます。すべてのパンジーを植えたらたっぷり水をやり、土をならしていきます。

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パンジー、ビオラの摘心・ピンチ