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■種の採取方法

パンジー、ビオラの花が終ると花びらが散って鞘とガクになります。この鞘の中に種があります。

鞘は最初は小さく、下を向いていますがだんだん大きく膨らんできます。そしてパンパンに膨らんで上を向いたら、24時間以内にパチンと3方に開きます。上の写真の真ん中の2つが鞘が開いた状態です。

この状態で採取するのが理想です。

これを過ぎてしまうと種が飛び散ってしまい右のように鞘と茎だけが残ります。

鞘が開くのは日中なので、仕事があって無理、、という人は、パンパンに膨らんで上を向いて来た鞘を獲っても種を収穫できます。

鞘が着いたままの茎ごと切り取り、茎とガクも取り除いて種が入っている鞘だけを小皿などに取り分けます。

パンジー、ビオラの種を採取する時期は5月の中旬以降です。

■種の保存方法

小皿に写した種は、まず乾燥させます。

皿をティッシュで覆い1週間〜10日程度、室内の涼しい場所で保管し乾燥させます。このとき気温が30度以上の日が長く続くと、発芽率が落ちるので注意して下さい。

乾燥過程が終った種は、次にジップロックなど開閉できるポリ復路に入れます。このとき復路にシールを貼って種の採取時期や花の色などを記録しておきましょう。

最後に種の入ったジップロックを、クッキーの空き缶など密閉できる容器に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管します。

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パンジー、ビオラの摘心・ピンチ